#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

戦争・テロ・犯罪

#デストロ016 3巻 評論(ドネタバレ注意)

『ヨルムンガンド』の作者が、日本を舞台に「女子高生殺し屋たちのバトルロイヤル」を描いた『デストロ246』全7巻。 女子高生なのに最強殺し屋! すごい頭悪そう! AQM頭悪そうな漫画大好き!! の前日譚。 『デストロ016』3巻より(高橋慶太郎/小学館) な…

#アナトミア―解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている― 2巻 評論(ネタバレ注意)

ルネサンス期、15世紀末のミラノ公国。 当時の医療従事者「理髪外科医」を営む父親の助手・見習いを務める少年・サルヴァトーレ(通称・トト)は、しかし1000年前の医術書による旧態依然の医療知識体系や技術に疑問を持っていたところ、同じく人体の構造に強…

#転生したらスライムだった件 23巻 評論(ネタバレ注意)

「なろう系の異世界転生もの」の中で商業的にトップクラスの成功を収め人気を博している作品。 サラリーマン(37)が刺されて死んで異世界に転生したらスライムだったけど、付与された特殊能力で強力な魔物スキルをガンガン吸収してスライムにして最強、人型…

FSS (NT2023年6月号 第18巻相当) 評論(ネタバレ注意)

ファイブスター物語、連続掲載継続中。 「第6話 時の詩女 アクト5-2 終わりの始まり Both3069」。 扉絵コミで13ページ。 他の号はこちらから。 aqm.hatenablog.jp (余談) (扉絵) (本編) (所感) 扉ページ 装甲服を忘れた意味 バトル描写 ヨーンの負傷…

#ザ・ファブル The second contact 7巻 評論(ネタバレ注意)

幻の殺し屋組織「ファブル」の天才殺し屋と相棒の女が、ボスの命令でほとぼり冷ましに大阪のヤクザの世話になりながら長期休暇がてら一般人の兄妹・アキラとヨウコに偽装して暮らす、コメディ成分多めのハードボイルドもの。 『ザ・ファブル The second cont…

#株式会社マジルミエ 7巻 評論(ネタバレ注意)

突如発生し人と社会に害をなし損害を与える怪異を、退治するサービスが「魔法少女」と称され、複数の企業が魔法少女サービスを提供する社会。 就職活動中の女子学生・桜木カナは、面接に連戦連敗の最中、大手金融企業の面接中に会場の会議室で発生した怪異に…

#幼稚園WARS 3巻 評論(ネタバレ注意)

国によって極秘で運営され、収監された凄腕の元・犯罪者たちを釈放・減刑と引き換えにボディガード兼「幼稚園の先生」として有期雇用し、誘拐や暗殺の対象にされる良家の子女を預かって護衛する、「世界一安全な幼稚園」。 元・伝説の殺し屋、囚人番号999、…

#ハイパーインフレーション 4巻 評論(ネタバレ注意)

架空の帝国・ヴィクトリア帝国でマスケット銃や帆船、紙幣などが用いられる程度に中世から近代に移行しつつある世界。 『ハイパーインフレーション』4巻より(住吉九/集英社) ヴィクトリア帝国の辺境の植民地、帝国に迫害されながら暮らす少数民族・ガブー…

#戦争は女の顔をしていない 4巻 評論(ネタバレ注意)

漫画作品の感想を読みに来た人に私事を語ってしまって恐縮なんですが、世の中ゴールデンウィークということで、おかげ様で自分も明けて4/29(土)から9連休です。 この漫画感想ブログは一応「毎日更新のフリ」というテイでやってるんですが、年明けからたっ…

#薬屋のひとりごと 11巻 評論(ネタバレ注意)

なろう小説のコミカライズ。古代中国の華やかな後宮を舞台に、美女ありイケメンありミステリーあり。 人攫いに後宮の下女として売り飛ばされた薬師で毒マニアの少女・猫猫(マオマオ)が、謎のイケメン高官・壬氏(じんし)の引き合いもあって上級寵妃のお付…

#バトゥーキ 15巻 評論(ネタバレ注意)

女子中学生・三條一里はブラジル・マフィアの現ボスの落とし胤だったが、本人はそのことを知らず、組織の末端構成員の夫婦に日本で育てられた。 『バトゥーキ』15巻より(迫稔雄/集英社) 組織構成員B・Jは組織の跡目争いに一里を参加させるべく、育ての両…

#女子高生除霊師アカネ! 1巻 評論(ネタバレ注意)

『ヒナまつり』の大武政夫の新作。角川で10年描いて、ヤンジャン系に移籍とかあるんですね。 『女子高生除霊師アカネ!』1巻より(大武政夫/集英社) 女子高生のアカネは、インチキ除霊師の父親と二人暮らしだったが、その父親が貯金をほぼ全額握りしめてポ…

#アナトミア―解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている― 1巻 評論(ネタバレ注意)

通常営業 臨時営業 本作との出会いの特殊性に鑑みたメタ所感 作品の存在を認知してませんでした タイトルについて 画力と、作者自ら上げるハードル 医療シーンやルネサンス時代背景の描写の不足 BL匂わせ要素 WEB配信サイト 評価 通常営業 ルネサンス期、15…

#新九郎、奔る! 13巻 評論(ネタバレ注意)

室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 ja.wikipedia.org 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 『新九郎、奔…

FSS (NT2023年5月号 第18巻相当) 評論(ネタバレ注意)

このシンジくん可愛いなw ファイブスター物語、連続掲載継続中。 「第6話 時の詩女 アクト5-2 終わりの始まり Both3069」。 扉絵コミで13ページ。 他の号はこちらから。 aqm.hatenablog.jp (余談) (扉絵) (本編) (所感) 扉ページ アイシャ アレクト…

#売国機関 8巻 評論(ネタバレ注意)

腹立つ笑顔だなw 東西の大国に挟まれ緩衝国として強制的に戦火の舞台にされた小さな共和国に、両大国の都合で今度は強制的に平和が訪れて一年。 強制された屈辱的な平和、両大国と唯々諾々と安保条約を結ぶ政権を、不満を募らせる左右の過激派は「売国奴」…

#ルパン三世 異世界の姫君 6巻 評論(ネタバレ注意)

至宝「存在しない国の金貨」を盗みに入ったルパン三世一味は、盗みは首尾よく成功したものの、ICPO銭形警部の追跡を振り切るためにバラけたところで、それぞれが潜った扉を通じて中世ファンタジー異世界へ。 アイソプミア王国。 『ルパン三世 異世界の姫君』…

#幼稚園WARS 2巻 評論(ネタバレ注意)

銃身下部のレールのエグレのエッジが強いですけど、表紙を飾るダグのハンドガンはたぶんワルサーP99。 『007』ジェームズ・ボンドが第18作『トゥモロー・ネバー・ダイ』から第21作『カジノ・ロワイヤル』まで使用。その後、過去作で常用していたワルサーPPK…

#チェンソーマン 14巻 評論(ネタバレ注意)

父親の借金を背負って臓器を売りながら生き延びてきた野良犬少年デンジ。 悪魔ポチタとコンビを組んでヤクザの下で搾取されながら悪魔狩りを営むも、ヤクザが悪魔に乗っ取られ絶体絶命のピンチ。 ポチタと融合してヤクザを皆殺しにしたデンジは、チェーンソ…

#SPY×FAMILY 11巻 評論(ネタバレ注意)

凄腕スパイ・暗号名「黄昏」に下った新たな指令は、妻と新小学生の子どもを調達して敵国の名門校のPTAに潜入し、平和を脅かす危険な黒幕に近づくこと。 任務のために孤児院で適当に選んで引き取った娘・アーニャは、他人の心が読める超能力者だった。 『SPY×…

#マリッジトキシン 4巻 評論(ネタバレ注意)

一時期、やたら「マリッジトキシン 水使い」で検索してうちのブログにやってくる人が多くて、「水使いって確か最初の方のやられ役だったけど、そんな重要キャラ?だったっけ?」と不思議に思ってたんですけど、今巻読んで、なるほどね。 これは確かに「マリ…

#東京入星管理局 4巻 評論(ネタバレ注意)

作者の名前でググると見当たるとおり、業の深い嗜好への強い執着が見られる作家です。 商業作品を描くにあたってがんばって癖(へき)を薄めてはいますが、ハートにバリアをかけながら読まないと、影響を受けてこっちの性癖が変わってしまいそうで警戒してし…

#ハイパーインフレーション 3巻 評論(ネタバレ注意)

架空の帝国・ヴィクトリア帝国でマスケット銃や帆船、紙幣などが用いられる程度に中世から近代に移行しつつある世界。 ヴィクトリア帝国の辺境の植民地、帝国に迫害されながら暮らす少数民族・ガブール人。 奴隷商人・グレシャムの暗躍により、ガブール人の…

#紛争でしたら八田まで 12巻 評論(ネタバレ注意)

表紙のメガネ美女、「地政学リスクコンサルタント」の八田百合がクライアントの依頼を受けて世界を股にかけて紛争を渡り歩き、地政学の知識と思考と調査能力と護身術で解決していく、美女!メガネ!インテリ!ハードボイルド!ワールドワイド!なかっけーお…

#BADON 7巻 評論(ネタバレ注意)

オノ・ナツメの現作、煙草が超高級品な「ACCA」世界観、首都・バードンが作品タイトルで舞台。 リコ、ラズ、ハート、エルモの4人の男は、それぞれ犯した罪でヤッカラの刑務所に収監されていたが、国王代替わりの恩赦・減刑で刑期が明け、4人で煙草店を営むべ…

#幼女戦記 27巻 評論(ネタバレ注意)

この『幼女戦記』コミカライズの11巻でこういうシーンがあって、 『幼女戦記』11巻より(東條チカ/カルロ・ゼン/KADOKAWA) 『幼女戦記』11巻より(東條チカ/カルロ・ゼン/KADOKAWA) 別に演出として『FSS』の専売特許でもないですけど、『FSS』リブート…

#機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還 25巻 評論(ネタバレ注意)

いい表紙。 シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)vsヤザン・ゲーブル(ヴァースキ・バジャック)、再び。 『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』25巻より(Ark Performance/KADOKAWA) シャアはやっぱ敵が「ティターンズにいたヤザン」…

#機動戦士Zガンダム Define シャア・アズナブル 赤の分水嶺 19巻 評論(ネタバレ注意)

去年、一度この19巻がAmazonの「発売予定」の棚に載ったんですけど、程なく削除されました。 自分は雑誌「ガンダムA」をチェックしてないので、「あー、とうとう打ち切られたのかな」と思いましたが、そうではなかったようです。 前巻から2年弱ぶりの新刊。 …

#平和の国の島崎へ 2巻 評論(ネタバレ注意)

30年前、国際テロ組織「LEL(経済解放同盟)」により羽田発パリ行きの航空機がハイジャックされ、機はテロリストによって中東の空港に降ろされた。 乗客は全員、殺害されるか、洗脳され戦闘員としての訓練を施されLELの構成員、テロリストに育て上げられた。…

#341戦闘団 1巻 評論(ネタバレ注意)

『ブラック・ラグーン』で著名な広江礼威の新作は、架空の大陸の架空の国家同士の戦争を舞台にした架空戦記もの。 戦車が走りプロペラ機が制空する戦場、現実世界のWWⅠ〜WWⅡ相当の時代観。 クラーフェルト大陸、モルダニア帝国領クラーフェルト自治領。 敵国…