#AQM

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#寄宿学校のジュリエット 9巻 評論(ネタバレ注意)

週刊少年マガジン、秋のラブコメ新刊祭り、その1。

最近まで戦争してた2国間の国境の島になんでか設立された両国共有の名門学園で、万年抗争状態の両国派閥のリーダー同士が内緒で禁断のお付き合いするラブコメ版ロミオとジュリエット。

学園内で真剣握り締めて三国無双みたいにド突きあってる学生たちに「この作者アタマ大丈夫か」と最初はドン引きだったけど、怖いもんで読んでるうちに慣れる。誰も死んでないし、まあいっか。抗争の間を縫うようにテストで体育祭で学園祭で涙ぐましいお忍びデート。

前巻の後半から男友達としてヒロインを男装させて男主人公の本国の実家に一緒に帰郷する冬休み編。男友達なので風呂も一緒に入らされるよ!たぶん混浴バレたら表紙のヤンデレ狂犬美少女お手伝いさんに2人とも薙刀で刺し殺されると思うけど、死んでないから、まあいっか。

天然ママのシリアス回想からのまさかの熱血展開、この漫画の頭のおかしい設定の根本と戦って、恋のために世界をひっくり返す決意をとうとう口にした2人。話の縦軸見えたね。最後は大統領エンドとかかしらん。

今後の展開が楽しみ。