#AQM

あ、今日読んだ漫画

#夜光雲のサリッサ 1巻 評論(ネタバレ注意)

幼い頃から存在を忘れられがち、思春期に入り存在感の希薄化が更に加速した存在感がマイナスの少女・隠 忍(なばり しのぶ)。

新宿を歩いていた彼女を拉致同然にスカウトしたのは航空自衛隊。

夜光雲の向こうから現れる天翔類(エヴァの使徒のような怪獣)に対する切り札として、「『私はここに居ない』と念じ続けて欲しい」とだけ告げられ、忍は与圧服を着せられ改造F2の迎撃機「青雷」の副操縦席に放り込まれた。

彼女は世界に13人いる"火球の子"と呼ばれる能力者の一人、天然のステルス体質持ちだった。

石ころ帽子体質の忍をそれでも常に見失わない、相棒の戦闘機パイロット"ダンク"。

原作は漫画家、作画は別の漫画家。圧倒的な戦闘機の空戦描写と高空の美しい深い青、それにそぐわない新宿の雑踏の膝から崩れ落ちそうになる手抜きな人物描写。メリハリ効きすぎw

天翔類とは、火球の子とは、IOSSとは、ダンクの正体とは。数々の謎を縦軸に、高高度を舞台にかっこいい怪獣とかっこいい戦闘機が繰り広げる空中戦。

戦闘機好きな方は是非。鹿児島の離島が基地とのことで天文館も出るくるヨ。

紙書籍の大判の方が設定資料充実してるらしいので購入前にはよく検討を。