AQM

あ、今日読んだ漫画

#男爵校長DS 1〜2巻【完】 評論(ネタバレ注意)

「『殺されたドラゴンはドラゴンで無くなる』
 どうか道を開けてください、さもなくば私があなた方を殺します」

超可動ガールのアニメ化決定で脚光を浴びるOYSTERのほとんど復刻に近い過去作のkindle化。「男爵校長」の続編のギャグ4コマ、この後に更に「男爵校長High!」へ続く。描かれたのが10年強前、「光の大社員」とたぶん同時期ぐらい。

ネタはキレてんだけど、前作末期登場の月彦との「DSとはなにか?」の哲学問答を縦軸にブッこんで、アンニュイな雰囲気、見えにくいキャラの動機、読解力を試されるレビュアー泣かせな作品。

「それ美少女ギャグ4コマに要る?」ってとこだけど、「美少女ギャグ4コマ」の括り自体が間違いかも。

「喜劇作品でありながらも人間と社会との矛盾や人間心理の不可解さといった要素が加わり、悲劇にも劣らぬ重さや暗さをもつ」
とはシェイクスピアの後期作品を評したWikipediaの記述ですが、乱暴に言えば4コマ漫画でシェイクスピアをやろうとしているように見える。

「理想郷の絵」を描こうとしているのは誰なのか。

まだ読んでないので、続編の「High!」の前にレビューを書くのは間違いだったかもしんない。

 

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