

「ムリ あんたチビだし 顔も好みじゃない」
百合漫画みたいな表紙ですが、右は男です。
スマホで読まれることを意識してんのかな、コマも、モノローグの字も、ものすごいデカく、180ページありますが情報量自体は少ないので、出会って、一緒に居られて嬉しい、だけであっという間に1巻終わる。
絵も可愛いし二人のキャラも良く自分は続きが出たら読みますけど、大ゴマ多用からくる情報量の少なさ、180ページあっても読み応えの少なさは隠しようもなく、気になる人は気になると思います。1ページあたりのセリフ、平均30字もないんじゃないかなコレ。もちろん字が多けりゃいいってもんでもないですが。
低身長の少女のような容姿にコンプレックスを持ち更にそれが原因で失恋した少年・優希と、彼が公園のベンチで泣いてるところに出会った背の高いストリートミュージシャンの少女・千加子のボーイミーツガール。
千加子が余裕あって格好いいやら優希の描写が完全に女の子で可愛いやらで、百合漫画みたいな身長差ヘテロラブコメ。
「男らしさ」「女らしさ」の意義や価値が問われ直される昨今、面白いテーマにもなり得ますが、どう掘り下げていきますことやら、少々楽しみ。