#AQM

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#さよなら私のクラマー 1巻 評論(ネタバレ注意)

「周防すみれ15歳 彼女はピッチの中で もう1人の自分を見つけた」

NIKEのロナウドとロマーリオのCMのオマージュ。

「四月は君の嘘」で作者を知った「うるさがた」のサッカー漫画ファンへのご挨拶。連載開始の前年に亡くなった、釜本・杉山の師の名前を冠したタイトルもそうですね。

高校の弱小女子サッカー部に集った才能たち、という定番ストーリー。

前々作の、男子に混じってプレイする女子中学生サッカー漫画(2巻完結)の主人公もチームメイトとして本作に登場。他のサッカー漫画の文脈とはちょっと離れた、キックのフォームにこだわった面白い絵。

「女子サッカーに未来はあるのか?」

女子サッカー漫画といえば「あしがる」という漫画がすごく好きだったんですが、部員集めの途中で打ち切りで終わるという、なんだか女子サッカーの現実と重ね合わせのような結末で残念でした。

女子サッカーに未来がないと思ってる漫画家が女子サッカーの漫画を描くとは思っていません。日本サッカーにすら未来がないと思われてた時代を知ってれば愚問だな。

「もう一度 女子サッカーを世界一にしてこい」

現時点で7巻まで続いてて一安心、「あしがる」のリベンジもコミで期待してます。

 

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