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#七つ屋志のぶの宝石匣 3~5巻 評論(ネタバレ注意)

「だって顕ちゃん わたしのでしょう?」

お、仄かにラブ要素が。

質屋の跡取り娘、見る目は確かな宝石オカルト女子高生・志のぶと、ジジババが勝手に決めた許婚・宝石店の外商で理知的イケメン・顕定(28)の、銀座九丁目の老舗の質屋を舞台にした「質屋と宝石」コメディ。

定価が400円台前半とフルプライスでも精神的に大人買いしやすくて、ありがてえありがてえ。

作中で志のぶがちょいちょいポニテのセーラー服で可愛いんで表紙にしたらおっさんホイホイな気がするけど、真意は知らんけどそうしないのがこの作者さんらしいっちゃらしい。そもそもKissコミックスでそんな売り方しねーか。

いきなり宝石を通り越して鉱物好きエピソードw あ、でもいいエピソードだなこれ。百貨店の外商の仕事ってあんま考えた事なかったけど、面白そうな仕事。焼き鳥屋のパートの話も好き。顕定、男前や。

形見や財産が絡むので家族の人情話もちょこちょこ。

面白おかしく雑学も楽しく、一石二鳥の大人のコメディという感じ。

あんま関係ないんだけど3巻作中に初台のオペラシティでクラシックバレエを鑑賞するシーンがあって、むかし向かいに住んでたのでちょっと懐かしく思いました。

 

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