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#とつくにの少女 3〜6巻 評論(ネタバレ注意)

二人で雪合戦のシーンは、ちょっと「少女終末旅行」を思い出しました。
シンプルな話なりにややこしいので、そういう作品ではないけど考察というか、勢力を字数制限オーバーで少々ネタばれ気味に整理。

 

せんせ
主人公。呪われた者として外つ国で独りで暮らしていたが、森の中で見つけた少女・シーヴァを保護した。自意識では元・人間だが当時の記憶を失っている。呪われた者なのか、黒の子なのか、判然としない。家族の写真が入ったロケットペンダントを持っており、アルバートという名の医師だったことが作中で匂わされる。

 

シーヴァ
主人公。外つ国で「せんせ」と暮らす少女。内つ国の大粛清がきっかけで赤子の頃に森に捨てられらところを「おばさん」に拾われた。その後、国の圧力で再び外つ国の森に捨てられたところを「せんせ」に保護された。黒の子や呪われた者に触れても呪いに感染しない体質?で内つ国からも外つ国からも現状打破の切り札として身を狙われている。

 

内つ国
白き神を信仰し、王が治め、兵が守る、城壁に囲まれている人間の国。人間は外つ国の黒の子に触れられると呪われた者になり、接触で更に他の人間に伝染する。白き神のお告げにより、シーヴァの身を狙っている。

 

外つ国
黒の子や呪われた者が徘徊し、人が住まない土地。

 

黒の子
外つ国を徘徊する黒い化け物たち。「おかあさん」に命を与えられ、言葉を操り、矢で死なない身体と「奪われた魂」を取り返す使命を持つが寿命は限られている。

 

呪われた者
黒の子に触れられて呪いが感染した元・人間。黒の子に似た存在になるが1ヶ月程度で記憶を失って役目を終える。接触で更に他の人間に伝染する。黒の子からは「よそもの」と呼ばれる。

 

おかあさん
外つ国の黒の子たちを生み出す源泉。詳細不詳。黒の子に使命と身体を与える。

 

白き神
内つ国で信奉される神。呪いの因縁を終わらせる存在としてシーヴァの身体から魂を取り出すよう神託を降ろした。「おかあさん」と対になる存在?

 

おばさん
シーヴァを保護し育てていたが国の圧力でシーヴァを森に捨てた。そのことを後悔していた。

 

カラス頭の兵士2人組
シーヴァを捕獲しようとしたところ、カラスの形の黒の子に触れられ呪われてしまった元・人間の兵士。シーヴァを捕らえて内の国に帰れば人間に戻れるとおもっている。

 

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