「使えますよ!?わたし!使ってください!」
「殺して殺しまくって!」
「そして最後は丹波さまの盾になってちゃんと死にます!」
「ちゃんと最後死にますから!」
最近ちょこちょこ名前を見る作品で、昨日も熱烈に推してる増田がいて、今日見たら1巻が54%OFFだったので。
織田信長がブイブイいわしてた天正7年、遠江の国・小山城、武田家家臣・岡部丹波守が預かる城にめっぽう剣の腕がたつ少女がいた。
4年前、長篠の戦いの落武者狩りに眼前で家族を皆殺しにされ、自身も襲われかけたところを岡部丹波守に救われ拾われたレイリ。彼女は剣の腕を磨きながら、戦場で敵を殺し岡部の盾となって死ぬことを夢見ていた。
「なんで…なんでこうなった…」
「ちがう…こんなふうにするために」
「この娘をひろってきたわけではないのだ・・・」
岡部丹波守、ドン引き。
男どもを叩き伏せてるところを、城を訪れた武田家のできそうな家臣に見咎められ「勝負せんか」と持ちかけられるレイリ。
原作・岩明均、作画は別の人。岩明均らしい物騒で目が離せない展開に、世界観にマッチした作画、狂気をはらんだヒロイン。
全巻大人買いコース決定。原作が岩明均の時点で、わかってたんですけど。