#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#ドリフターズ 6巻 評論(ネタバレ注意)

「巨人に竜に鬼退治 今日一日でん頼光超えじゃ 士のほまれじゃのう!!」

歴史に名を残した大物たちが今際の際にファンタジー異世界に「漂流者」「廃棄物」の敵味方に別れて転移して、島津豊久、織田信長、那須与一のトリオを主人公に大バトル!の6巻。

「あの男は目の前の怒りに対してあらん限りの面罵をするが
 ある一線を越えると沈黙する」

「諸将皆々怖れていたな
 その沈黙が誰も彼もこわかったのだ」

「絶対に生かしておかぬという沈黙」

「一種の病的な君主としての合理性と吝嗇から来る沈黙」

「こいつはもう死ぬから殺すから何も言う事はないという沈黙」

今巻は「漂流者」軍と「廃棄物」軍がマモン平原で天下分け目の大決戦、織田信長vs明智光秀の因縁のリターンマッチ。

「ああ島津豊久は空気を読まない」

「徹頭徹尾どんな時も 天性 空気など読まない」

関ヶ原の捨てがまりで名を残した豊久の取った行動とは。

「この人この時をずっと待ってたな

「ずうっと…!!もしかしたら最初から…!!」

近藤勇に再会した土方歳三の逡巡、空から来る新選組。

「すまんがの腹ぁば切りたかじゃっどん」

「刀ば皆 打ち折れちしもうた」

「脇差ば貸しちくいや」

おう、早く7巻出せや。

 

ドリフターズ(6) (ヤングキングコミックス)

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