#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#ワールドトリガー 170〜171話 (ジャンプSQ. 2019年1月号) 評論 (ネタバレ注意)

発売日になったのに、なんでかブログ書いてる時点でAmazonの書影が用意されてません。
ちなみに今回から自分はジャンプSQ.の定期購読に入りました。

 

jumpbookstore.com

aqm.hatenablog.jp

 

ワートリ掲載中。「第170話 玉狛第2㉓」「第171話 ヒュース⑤」。
扉絵2ページ、本編40ページ、解説・特集記事6ページ。

以下、ネタバレ情報を含んで論評しますの閲覧ご注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

(扉絵)

第170話のタイトルが「玉狛第2㉓」だけど、見開き扉絵が修、遊真、千佳、なぜか迅の4人。ヒュース入れてあげてwww

 

今回はどっぷりB級ランク戦第7戦。開幕時の戦況は
B級2位 影浦隊 影浦雅人(攻)/絵馬ユズル(狙)/北添尋(銃)/仁礼光(OP)
B級4位 玉狛第二 三雲修(射)/空閑遊真(攻)/雨取千佳(狙)/ヒュース(万)/宇佐美栞(OP)
B級6位 東隊 東春秋(狙)/奥寺常幸(攻)/小荒井登(攻)/人見摩子(OP)
B級7位 鈴鳴第一 来馬辰也(銃)/村上鋼(攻)/別役太一(狙)/今結花(OP)

 

(第170話 本編)

玉狛第二はポイント稼ぎつつ、上位の影浦隊にポイント獲らせたくないところ。

スイッチョフ係で前話で大活躍した鈴鳴第一の別役太一がヒュースのエスクードに挟まれてアボン、玉狛第二が1pゲット。
吹き抜けを6Fまでジャンプ。行った先に影浦・北添vs来馬・村上がいてエース級の2vs2vs2。
ヒュースの手の内が見えない分、他チームは様子見。
5Fに修と影浦隊のユズル、東隊の奥寺・小荒井も5Fへ。
ヒュースの巨大エスクードで北添を蚊帳の外に分断、遊真とのコンビで影浦を近接戦で挟撃。
影浦しのいで反撃で遊真の左手切断も、ヒュースのアステロイド時間差射撃で両足に被弾。
ヒュースが変化弾を使わないことをいぶかしがる修。

 

(第171話 本編)

影浦にトドメ!のところで壁をぶっ壊して北添が乱入、マシンガン乱射。巨大エスクードで北添を閉じ込め、遊真が飛び込んで北添ゲットで玉狛第二が2p目。北添は落ちる間際に床を爆破、影浦が壊れた床から下の階に脱出、トリオン漏出過多でアボン。致命傷貢献度でポイントは鈴鳴第一が1pゲット。

影浦隊2人を排除してそのまま来馬・村上vs遊真・ヒュースの2vs2。この試合では変化弾は使わない、とヒュース。6Fに上がって来馬の背後を狙う修。5Fから床ごしに狙撃を狙うユズル。ユズルの挟撃を狙う奥寺と小荒井。エスクード乱立させて来馬・村上に迫る遊真・ヒュース。2月号に続く。

 

(所感)

今回終わって戦況は
玉狛第二 2p 三雲修(射)/空閑遊真(攻)/雨取千佳(狙)/ヒュース(万)
鈴鳴第一 1p 来馬辰也(銃)/村上鋼(攻)
東隊 0p 東春秋(狙)/奥寺常幸(攻)/小荒井登(攻)
影浦隊 0p 絵馬ユズル(狙)

修と遊真がそれぞれ片腕損傷。

別役太一は前話大活躍も1コマ目でアボン。顔ぐらい映してあげてwww

通常「玉狛第二」表記なのにエピソードタイトルと第170話の見開きが「玉狛第2」と表記揺れしてるのはなんざましょ。

重傷でも近接戦では1vs2でもヒケを取らないさすがの影浦。壁ぶち抜きで分隊支援、道連れ自爆と見せかけて影浦の逃げ道作る地味に頭脳派の北添。落ち方一つとってもクールな対応。そして解説のとおり様子見してる来馬と村上。

ヒュースのエスクードが地味に大活躍。発射台として利用・敵の閉じ込めは「ドリフターズ」の豊久が石板召喚の術札使いのオルミーヌにやらせた戦法と同じ。そのうち階段エスクードもやるかしら。その他、敵の分断や射撃手へ肉薄時の盾林など、屋内戦MAPと好相性。

影浦隊は狙撃手のユズル1人になって、しかも東隊の前衛2人に挟まれかけて詰んでる感はありますが、ユズル自体は千佳絡みのフラグ立ってるんで見せ場が残ってそうな予感。

東隊の東、玉狛第二の千佳と、2人のスナイパーが1コマも登場しなかったのが逆にクサいよね。経験豊富な東、砲撃出来て「人を撃てる」フラグが立った千佳。前話までで屋内中心のスナイパー不利MAP強調したのもミスリードくさい。ぶっちゃけ1Fもう無人っぽいので2人のどっちかが分電盤吹っ飛ばしたらもう1回真っ暗闇きますよね、とか。

来馬・村上は、影の薄い来馬はともかく、村上の黒い弧月の見せ場が短すぎだったので、上記と併せてもう1回暗闇くるかしら。「オペレーターの負荷」も消化不足気味ですし。

ほっといても見せ場がありそうな千佳とは逆に、出番はあるのに影が薄い修が割と深刻。ワイヤー自体は割と誰でもできる上に遊真と同等以上にワイヤー使いこなす敵が出てきたら意味がないし、頭脳派策士に特化するならいっそオペレーターに転職した方が…とか思ってたら、ヒュース回とは言え何でもできるヒュースに指示役・策士役も取られ気味に…前衛2・後衛1のポイントゲッターが充実してるので、バフ/デバフ特化の中間距離シューターとして活路を見出したい。19巻で修が感じた漠然とした不安フラグも気になるところ。

話の筋的には玉狛第二が圧勝しないと困る試合なんですけど、相変わらず負ける側・やられる側の見せ場を作ってかっこよく描くのがお上手。

 

ネタバレ系は本編あらすじ以上のボリュームで所感や予想を書かないと怒られそうで気を使うね…