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#ガラスの仮面 10~12巻 「炎のエチュード」 評論(ネタバレ注意)

「闘いは終わった!サリバンとヘレンの…そして姫川歌子とマヤの…」

「こんな充実感は久しぶりだわ
 舞台が終わったあとも体中の血が熱い…
 本物のサリバンになれたような気がした…
 あなたとコンビを組んでよかったと思ってるわ」

初期の名エピソードとして名高い「奇跡の人」編、ヘレン・ケラー役。

大都芸能の商業演劇「奇跡の人」のヘレン役の候補者としてリストアップされたマヤ。姫川亜弓、高校演劇界の天才、あと雑魚2人とオーディションで競うことに。その特訓編、オーディション編。

ネタバレですが、亜弓とマヤのWキャストで日替わり公演することに。サリバン先生役は亜弓の母親にして大女優、姫川歌子。同じ演目、同じ役で亜弓とこれ以上なく比較される立場でマヤは一体どんな演技を!?な感じ。

劇中劇にもページを割いてじっくり。スポーツ漫画でいう「試合」パート。エピソードタイトルのとおり火の出るような熱演合戦。

ヘレン・ケラー役の解釈が異なる、マヤ・亜弓の天才対決もさることながら、特にマヤの怪演に巻き込まれながらも心血を注いでサリバン先生を熱演した大女優・姫川歌子がとてもチャーミング。

次巻、マヤ、アカデミー助演女優賞、受賞なるか!?

 

ガラスの仮面 10

ガラスの仮面 10

 

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