#AQM

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#初恋ゾンビ 14巻 評論(ネタバレ注意)

「タロウが見ていたのは"おばけ"じゃない。」

「タロウが見ていたのは、悪魔。」

男子の成就しなかった初恋相手への妄想が一般に視えずにスタンドみたいに具現化される初恋ゾンビ、主人公男子は他人の初恋ゾンビが視えるようになった上、幼少期の初恋相手ベースに自身が無意識に生み出した初恋ゾンビ「イブ」と会話までできるようになったけど、イブのオリジナルが転校してきた上に実は男だったけど、実は秘密の男装美少女だった。

何を言っているのかわからねーと思うが。

秘密の男装美少女と幼馴染黒髪ポニテのダブルヒロインに、たぶん恋愛成就で消えちゃう「電影少女」のあいちゃん的な応援ポジションのイブ。

ハーレムラブコメの終盤の常で、主人公がヒロインを1人選ぶ、要するにそれ以外のヒロインをパージしていく悲壮感ただよう展開になるのかなと思ったんですけど。

今巻は、見えないにもかかわらず初恋ゾンビ・イブの存在に気づき始めている高IQの姉に、海外出張から帰国した父が語る、家系に隔世遺伝で伝わる「初恋の幻影が見える能力」。
ここにきて姉が重要人物に、サスペンス・ミステリーのようなスリリングな展開。

初恋ゾンビとはなんなのか、一気に核心へ。

 

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