(なんとなく…?カッコいいからですって…!?)
(あの子は芝居の本質がわかっている!)
(どうして!?たいした努力もしてないくせに!
それが才能だっていうの…!?)
マヤの天才っぷりにブチ切れ亜弓さん。ドサクサ紛れにけっこう失礼なことを…w
桜小路くんの仏師修行の師匠が、非現実的な登場人物ばかりの作品の中で少し浮いちゃうくらいの、地味にすごいリアリティ。作者が実際にこういう仏師さんとこに取材とか行ったんかね。
前巻に続き紅天女のふるさと、梅の里で風・火・水・土のエチュードに励むマヤと亜弓さん。演技だ!っつってんのにどうしてお前らは着てる服に火をつけてしまうのか。マヤ、宿命の「八百屋お七」。
役作りの途中、どしゃ降りの山奥の梅林で遭遇するマヤと速水真澄。定番の嵐の山小屋で二人きりの一夜イベ発生。
紫のバラの人の正体に気づいてるマヤ、心の中で「もう抱いて!」状態。速水真澄まさかのラノベ主人公なみの鈍感力を発揮。
互いに恋心を秘めながら抱き締めあって眠る、作中屈指の萌えシチュ。
ガラスの仮面とはいえこの巻の初版1989年なんで、元祖ってわけじゃないんでしょうけど、この作品がやると定番シチュにもなんだか貫禄が。
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