
「くやしい…!くやしい…!」
「どんなことをしても歯がたたない…!」
「紅天女はあの子のものだわ…!」
「わたしの演技なんて…!」
「北島マヤ…!あなたが憎い…!」
紅天女のふるさとでマヤと亜弓の稽古の最中、再び心臓の発作で倒れる月影先生。
彼女を呼ぶ声。回想、月影千草の半生。尾崎一連との出会いと別れ。遺された紅天女。
意識を回復した月影先生。劇団つきかげ&一角獣を呼び寄せ梅の谷でマヤと亜弓さんの役作り。
亜弓さん、マヤの神が憑依したかのような凄まじい演技を目の当たりにして絶望。
紅天女の夢を諦め、泣きながら東京に帰るための荷造り。ぶっちゃけちょっと可愛い。
いや亜弓さん可哀想でしょ。マヤのあんなん、もう女優じゃないもん、ぶっちゃけイタコでしょあれ。
精神的にどん底の亜弓さん、腐った吊り橋を渡るマヤを嫉妬のあまり見殺しかけるも、ギリギリで救助。
屈託なく笑顔で礼を言うマヤにアテられ、みじめな自分が許せなくなり再奮起。
関係者が続々と集う梅の谷で一同が見守る中、マヤと亜弓の役作り試演。
次巻は女優・月影千草の人生最後の手本舞台「紅天女」。
というかマヤも亜弓も、実は「紅天女」の中身よく知らずに目指してるってすごいな。
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