#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#ライドンキング 1巻 評論(ネタバレ注意)

中央アジアの小国・ブルジア共和国の独立を武力で勝ち取った建国の英雄、終身大統領、アレクサンドル・プルチノフ。

これまで馬、バイク、戦車、戦闘機、虎、そして国家とあらゆるものを乗りこなしてきた騎乗フェチでもあり、「政務を放り出してどこか見知らぬ大地で思う存分、新たな騎乗物で駆けてみたい」と夢想していた。

ある日、彼をテロリストがトラックで襲撃。迫り来るトラックを背負い投げで投げ飛ばしたものの、余波の落下物が頭を直撃した拍子に異世界に飛ばされてしまう。

そこでは美少女剣士と美少女魔法使いが巨大なワイバーンと戦っていた!なんだあの龍は!乗りたい!

という、チート要素自体は異世界も転生もあんま関係ない、出オチみたいな異世界チートもの。初見で空中のワイバーンの顔面に飛び蹴り食らわして撃退します。
ノリとしてはほぼ「花の慶次」。大統領がなぜ強いか知っているか?もともと強いからよ!

「某大統領の誇張されたイメージ+異世界」の出オチっぽいけど、その後も異世界ものとして一応真面目に描いてます。
反面、コメディ一辺倒でもなく描写がちょいちょいグロいというか悪役の所業も悪趣味で胸糞悪いので、そっち系苦手な人は避けるが吉。