#AQM

あ、今日読んだ漫画

#付き合ってあげてもいいかな 1巻 評論(ネタバレ注意)

「ていうか恋愛モノって…
 どうして付き合うまでの話ばっかりなんだろう…!?」

「なんかもう…サクッとくっついちゃってさあ!
 記念日♡とかケンカ♡とか将来の不安♡とか
 付き合ってからのモヤモヤを、もっと読みたい!」

「あと、現実の恋愛ってわりと打算や妥協に
 まみれてることが多くないですか?」

「そういう恋愛が描かれた作品もまた、少ないくない?」

と、あとがきで力説する作者が描いてみた百合カップルもの。

大学入学、新入生のサークル勧誘を機に知り合った、みわと冴子。
男の子より女の子が好きな者同士、新歓コンパで酔った勢いでお互いにカミングアウト。付き合ってみることに。

デート、キス、友人たちへのカミングアウト、冴子の誕生日のサプライズから初セックス直前まで。

真面目でめんどくさい性格のみわ、サバけてて手っ取り早い性格の冴子。
「つきあってみ」てからの初々しさやらグダグダ喧嘩したり仲直りしたり、あとがき力説どおり百合カップル恋愛漫画。

カップルあるあるの互いに依存しあった会話が、なんか原秀則の「冬物語」「部屋においでよ」とか、あの辺の90年代青年誌の恋愛もの思い出す。

ってかレーベル、「裏サンデー女子部」ってなにw