

「幼女」で「戦記」の時点で狂ってるのに、「食堂」まで付くともうわかんねえなコレ。「幼女戦記」の日常グルメスピンオフ。「なんでそっち行っちゃったかな」の感想どおり、今巻2巻で完結。
2巻のお題は
・代用コーヒー
・代用肉(デデ肉)
・謎の缶詰
・高高度飛行で作るアイスクリーム
・ハーブ料理
・野戦糧食(レーション)
・温泉保養地のディナー
と、戦時下の前線のミリ飯中心で基本的にマズそうな料理が、マズそうに描かれます。
挙げ句の果てにご褒美のはずの温泉回は…絶対に許さない…
元々本編自体が戦争ものながらコメディ要素も強いので、日常コメディもののスピンオフの存在意義自体がね…
という上に、グルメものなのにリアリスティックに飯はマズそう、温泉回でマッチョ祭り、と作者の力量以前に企画の敗北というか、誰が幸せになったんだこの漫画。
ただ作者さんはそれでもがんばって原作や本編コミカライズに寄せつつ、ターニャとセレブリャコーフ少尉をとても可愛らしく描いてて、2人で料理回もゆるーくおねロリ百合感が。
キャラものとして「幼女戦記」好きな方は結構楽しめると思います。文句言いながらも自分も結構これ好きなので、2巻で終わってちょっと残念。
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