「彼女達が栄泉船橋を日本一にします
あのコ達は私たちの夢です」
「また会いましょう 愛しきブラウグラナ」
サッカーやってるだけなんですけど、なんで泣けるんでしょう。
高校の弱小女子サッカー部に集った才能たち、という定番ストーリー。
JKFBインターリーグ準決勝。相手はインターハイ予選で最強・久乃木学園を敗退させた栄泉船橋。高度に組織化された守備と絶対エース国府の攻撃力。シザーズ→エラシコを連携させる変態。どう見てもロナウジーニョです本当にありがとうございました。
対する主人公チーム・蕨青南は公式戦デビューの越前を投入。ロナウジーニョvsカンテの再現。再現て。対戦してねえよ。
あとファンタジスタの恩田を前向かせるためにアンカーに下げました。ピルロ。
国府のカットイン→パス→カットインの流れはちょっと沢北に挑む流川も思い出すね。
自分ぐらいのハンパなサカオタを喜ばすギミックてんこ盛り。執拗な個人技の描写。アニメで観てぇ。
グラウンドにうずくまる越前、胸を張る浦川、受け継がれる意志。
作者の力量もさることながら、これまで数え切れないほど描かれてきた、たくさんのスポーツ漫画の蓄積と土台の上に咲いた花、という感じ。
aqm.hatenablog.jp