「ちっがああああああああああう!
デニール数ってあるだろ?
あれは繊維の太さを表す単位なんだ
一般的にそれが30未満がストッキング
30以上がタイツと呼ば(以下、長くなるので割愛)」
なんだろね、この「すごいバカが現れた」感は。
バカそうな漫画だな、と思って買って読んだら中身は予想以上にバカだった。
タイツフェチの男子高校生が、幼馴染のタイツに萌えたり、同級生のタイツに萌えたり、タイツ太ももに膝枕されたり、タイツ動画に萌えたりします。
ギャグ漫画としても雑でオチも投げやり。なんですけど、作品コンセプトがそもそも雑なので作品全体として調和している。
難点は、とにかくタイツ脚線美とその陰影、素材感が生命線の漫画なのに、序盤に描かれるタイツの脚線が、デッサン人形見ながら描いたかのようにとにかく細くて下手なこと。
話数が進むごとに徐々に描写も上達していくんですけど、1話お試し読みのお客さんとか逃してしまう気がする。今からでも遅くないので1話の脚は描き直すことを強く提言したい。
オチが「た…助かっタイツ…」とか言ってるバカ枠漫画なので決してオススメはしません。くだらない漫画が好きな人は是非、どうか自己責任で。