AQM

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#ダメな彼女は甘えたい 2巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

 2年前に66歳で休筆宣言をされた新谷かおる先生の代表作といえば、「エリア88」、「ふたり鷹」、「砂の薔薇」、近作なら「クリスティ・ハイテンション」とか有名ですが、キャリアが長かった分、結構打ち切り作品も多かったように思います。

自分はただの読者なので各作品が打ち切りだったのかどうか、厳密にはインタビュー等でしか知る由がないんですが、それでも複数作品読んでいると巻数もそうですけど「この伏線の置き方と放置の仕方は…」とかで、なんとなく。

新谷先生の作品で好きなところは、打ち切りが決まった瞬間に「残された限られた話数でいかに最良の終わりを用意するか」にシフトチェンジして、集中力のギアがガッと上がってる気がするんですよね。

「万全の終わりじゃなかったけど、それでも読んで良かったな」っていう、ちょっとメタな切なさも混じりながら「読む価値のある打ち切り」ともいうべき作品が多くて、最後まで投げなかったのはたぶん読者のためというより、自身の矜持と、生み出したキャラ達に対する愛情故なのかな、とか思いながら読んでました。

新谷先生の胸の内は知らないので、一ファンの思い出補正と主観が入りまくった、ただの妄想ですね。

 

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(選書参考)

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