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#木根さんの1人でキネマ 6巻 評論(ネタバレ注意)

アラサー独身キャリアウーマン・木根真知子は会社ではバリキャリ管理職キャラで通しているが、その正体は重度の映画オタクだった!という映画レビュー漫画。

各話ごとに題材となる作品やジャンルを絞って、時にファンの間で禁忌な話題を踏み抜きながらもトークの勢いとなによりもその「映画オタクあるある」の熱量で押し切るコメディ。

昨日読んだ「邦キチ」が比較的マイナーな映画を題材に読者が観てない前提でプレゼンしてるのに対して、こちらは視聴済みの人が「わかるわかる」と共感を得る方に絞ってるイメージ。

今巻のお題は
・字幕vs吹き替え
・君の名は。/ホラーvsアニメ
・ジャッキー映画
・ロード・オブ・ザ・リング
・マトリックス

好きな作品が3作お題に入ってるので楽しみだったんですが、1冊通して変化球な作話で、これまでの「ベタでも正面から熱くその映画や体験を語る」ではなく、正直自分が期待していたものではありませんでした。

映画のモチーフやシチュエーションを取り入れたパロディ作話に寄せてるんですけど、まだあまり機能してないように見える上に肝心の映画についてほとんど語れてないのよね…

次巻以降もこの変化球のパロディ路線でいくのかしらん。

 

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