#AQM

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#舞妓さんちのまかないさん 10巻 評論(ネタバレ注意)

「じゃあ俺行くわ。」
「うん。またお正月に。」
「おー。
 いや、夏じゃねぇかな。次は。
 甲子園ならお前らも出て来やすいだろ。
 青森より近いし。」
「…うん。」
「(あ、キヨちゃん あんまし伝わってない。)」
「(せっかくかっこよくきめたのに…)」

京都花街を舞台にした舞妓さんの世界+働く女の子の日常+料理。

青森から上京して舞妓さんを目指すも候補から降りた屋形まかないのキヨ(16)が主人公というかヒロインなんだけど、青森以来の幼馴染で舞妓の百はな(ももはな)の雅で可憐な鉄人ぶり、超人と鉄人のダブルヒロインな感じ。

一冊通じて梅雨時期のエピソード。幼馴染の健太が修学旅行で青森から来京、京都市内でキヨと百はなを訪ねて三千里編。

あったかプリン、甘酒、梅シロップとカフェオレ、ロンドンヤのロンドン焼き、お抹茶ソフトクリーム、ミネストローネ、お昼ごはん、炊き込みごはんおにぎり、チキンカツ、ジンジャーエール、いもの煮っころがし、おみそ汁、ホテルの夕ごはん。

6月新刊できっちり梅雨の話、内容と発刊時期が合致してるのちょっと珍しい。ペースも安定してるし、もしかして連載時から単行本の発刊時期に季節を合わせて描いてんのかな。

 

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