百戦錬磨の凄腕スパイ・暗号名「黄昏」に下った新たな指令は、平和を脅かす危険な黒幕に近づくために、黒幕の息子が通う名門校の保護者懇親会に参加すること。また、そのために結婚し新小学生になる子どもを調達し、1週間後のお受験に合格すること。
任務のために孤児院で適当に選んで引き取った娘・アーニャは、他人の心が読める超能力者だった。
ひょんな縁から互いの利害が一致して恋人のフリを経てトントン拍子で任務のために妻に選んだおとなしげな美女・ヨルは、暗号名「いばら姫」、凄腕の殺し屋だった。
黄昏とヨルは互いの正体やアーニャの正体に気づいていないが、人の心が読めるアーニャだけが全てを知っている。アーニャは新しいスパイの父と殺し屋の母に「わくわくっ…」としていた。
利害一致した3人は力を合わせエレガンス力が試される名門・イーデン校のお受験に臨む。
という、ハートウォーミングなハードボイルド・ファミリー・コメディ。
シリアスもコメディも設定、作話、演出、画力、キャラ、全てがハイレベル。なによりアーニャがめちゃくちゃ可愛いすぎる。
任務のための家族が本当の家族になっていくんでしょ？あかん、最終回想像して今から既に泣きそう。
（選書参考）
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