「オレなら戻れる…22日に!!!!
信じてください 先生っ!!!!!」
「もしもキミ 本当に戻れたのなら…
私にキミの名を名乗りたまえ 必ず助ける」
和歌山市沖、紀淡海峡の人口700人の小さな離島、日都ヶ島。高校生の慎平は養家族の娘で幼馴染の少女・潮の葬儀のため帰郷した。潮は海で子どもを救うために溺死した。潮の葬儀の前後に起こる不審な出来事、潮の妹・澪に同行していた慎平は…
「リゼロ」チックな死に戻り型のループもの、サスペンスですがミステリー色よりファンタジーホラーの色が強め。
ADVゲームをあまりやらないので、初めて「シュタゲ」の原作ゲームをやったとき「バッドエンドを踏ませてその体験自体を伏線にトゥルーエンドにたどり着かせる」という表現手法に、小説・漫画・映像作品などの既存メディアにはできないゲームならではのものだと感心しきりだったんですけど、「死に戻りループ」というのは既存メディアでソレを表現する上手いアイデアだなーと今更ながら。「リゼロ」初見時はそんなこと思いもしなかったけど。
「主人公はなぜ死に戻りができるのか」という最大の謎については、訊くのは野暮なのか、提示されるのか、とても楽しみ。
aqm.hatenablog.jp