「誰からうまれようが…人は人だろ
ニートなオレ達を養ってくれる父さん母さん以外に親なんていねぇよ」
それはそれとして、働けよw
無職ながら、実家で両親に扶養されながら雲のように風のように楽しく暮らす、兄・守と妹・春子の日常コメディ。
資質に恵まれ、家族に恵まれ、周囲に恵まれ、無職でいることのネガティブな面はあまり描かずに、ある意味で精神的なファンタジーなんだと思いますけど、いいじゃん、漫画だし。
無職は哲学や詩と相性が良いということなのか、哲学的で詩的な毎日。ギャグコメディと、日常あるあると、良い話と、人生のヒントのようなもの。
あんまり漫画に「人生のヒントのようなもの」を期待していないというか、とたんに説教くさくなって面白さを減じてしまう作品が多いので良い印象がないんですけど、この作品は漫画の邪魔をしない良いバランス感覚だなあ、と思う。
哲学的で詩的で優雅な日常ものということで、「papa told me」とか思い出しますけど、コメディがより強めに出ていて、難しいこと考えるの抜きにしても楽しく読めます。
なんでみんなでししゃも焼きながらししゃもの顔真似してるだけで、漫画になってそれが面白いんだよw
aqm.hatenablog.jp
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