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#修羅の刻 18巻 評論(ネタバレ注意)

中断を挟みつつ永きに渡って月マガをエースとして支えた格闘漫画の古豪の外伝。本編はもう続きようがない終わり方で数年前に終わったものの、外伝は不定期で気が向いたら描くっぽい。

今回の主役は、戦国時代、徳川家康麾下で名槍「蜻蛉切」を携え「東国無双」「花実兼備」「日本の張飛」と称され、戦国最強の呼び声高い本多平八郎忠勝。

陸奥はおまけっつか媒介っつか口実よね、基本的に。今回は信長編で陸奥を継いだ双子の片割れ、陸奥狛彦が引き続き登場。確か「刻」1巻の八雲の父ちゃん。

信玄の征西、三方ヶ原、信長亡き後の小牧・長久手、秀吉亡き後の関ヶ原、そして。

関ヶ原、奔る島津が家康本陣の直前で右に転進した真相、という建て付け。島津豊久は昔は漫画でもゲームでもMOB同然の扱いでしたが、「ドリフターズ」以来、脇役登場でも優遇されるようになりましたね。

あとがきの通りやや冗長で、ぶっちゃけワンパターンな漫画ですけど、作者の趣味の世界を私含めて読者が満足して受け取ってるのでこの漫画はこれで良いと思う。

次巻は月マガには載ってますが、同じく信長編で初代「不破」の名を得た双子の片割れ、不破虎彦による「西国無双」立花統虎宗茂だそうです。

 

修羅の刻(18) (月刊少年マガジンコミックス)

修羅の刻(18) (月刊少年マガジンコミックス)

 

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