#AQM

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#たとえとどかぬ糸だとしても 5巻 評論(ネタバレ注意)

「(罪悪感で押しつぶされそうなほど 胸が痛むのに)」

「(どうしようもなくうれしくて 胸が熱い)」

「やっと…伝わった…」

兄夫婦と一緒に暮らす女子高生・ウタちゃんが、兄嫁(幼馴染)・希に片想いしてる話。「ウタちゃんは不幸な恋をしている」という感じ。

「兄の嫁と暮らしています。」とイメージが被るけど、兄が亡くなってる向こうと違ってこちらの兄は健在。

ワタシ未だに百合姫という雑誌のターゲット層というか読者層をよくわかってないんだけど、けっこうメロドラマ進行よね。数多ある百合漫画の中でもだいぶ重ため。

前巻の気になるヒキからヒロイン2人が正面から向き合って今巻で割と大きな転機を迎えて、そろそろ伏線というか地雷は全部埋め終わった頃合いかなー、と思うんですけど次巻あたりから地雷がドッカンドッカンいくんですかね…けっこう地雷処理しないまま増やしていく印象もありますが。毒親っぽい両親の描写がここまであんまりないのが少し心配。

ハッピーエンドともバッドエンドとも、どちらとも取れる作品タイトルですけど、埋まってる地雷のこと考えると、意外とセミハッピーエンドで終わるんじゃないかな、とか思うんですけど、どうでしょうか。

 

たとえとどかぬ糸だとしても: 5 (百合姫コミックス)

たとえとどかぬ糸だとしても: 5 (百合姫コミックス)

 

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