

「でも私 桜舞い散る木の下で出会ったの
私を導く 忘れることなど絶対にない
宝物のような出会い
私はさらさと銀橋を渡る そのためには…
何ひとつあきらめてはいけない」
AKB的なグループで総選挙13位ながら握手会でファンに「キモチワルイ」つって炎上、追放されるように卒業した元アイドル、無表情クールで人嫌いの愛。
すみれの花咲く頃、宝塚的な歌劇団に付属する養成機関・音楽学校への入学を果たし、そこで出会ったのは長身と強い体幹を持ち天然で天真爛漫で天才肌の少女・さらさ。
10代半ばで人生を自分の意思で歌劇に投じた"強い"女の子たちの、清く正しく美しく、熱くてシビアな楽しい青春。
本科生(音楽学校2年生)の卒業公演。主役は本科生だが、講師陣の計らいで予科生に10分間だけ「ロミオとジュリエット」寸劇の舞台が割り当てられる。配役は40名の予科生に対し僅か4枠、選考は歌劇団の文化では異例のオーディション。
歌劇少女たちの闘争本能に火がついた!
恒例の番外編の主役は数少ない憎まれ役?腹黒笑顔の本科生・聖。
ああ、貴重な憎まれ役枠がまた1人、憎めなく…
作者はまるで高橋留美子のように、ネームドキャラ全員を愛しているね。
aqm.hatenablog.jp