「という訳で三人には大事なお話があります」
「へっ?」
「裏口が異世界につながってる?」
「二人がここで働き始める以上隠せないなって思って…
私も大将も扉の向こうの住人なの
時代も文化も全く違う世界で…」
店の玄関が中世ファンタジー世界の古都の通りに繋がった、店主兼板前のタイショーと店員のシノブちゃんの2人でやってる現代日本の居酒屋「のぶ」。王族・貴族・騎士・庶民の皆様にトリアエズナマとアツカンと日本の味覚を提供して皆で美味しいものを食べればどんな問題もすべて上手くいく異世界チート美味しんぼ。
串かつ、炊き込みごはん、ナポリタン、アップルパイ、豚の角煮、おでん。
緊張関係にある隣国の奇譚拾遺使や王女様、偉い人が食べに来て美味しさに驚く、という繰り返しなんですが、そろそろ完結したりするんかな。
偉い人最上位、帝国の皇帝の影が見えてきました、隣国との不仲も見えました、現地の食材で暖簾分けを目指す現地人の弟子も育ってきました。クライマックスに向けて少しずつ伏線を張り出したように見えます。
何はともあれ今巻は表紙も含めてしのぶちゃんの出番がいっぱいあってなによりでした。
夜中に読むもんじゃねえなコレ、目の毒だ。
aqm.hatenablog.jp