#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#神さまの恋人 2巻 評論(ネタバレ注意)

大学病院内のコンビニでアルバイトをし、常連の美人研修医・舞花に憧れる太郎(23)の裏の顔は、人気仮想世界「64 TOKYO」の開発者、「仮想世界」の神だった。という現実と仮想が交錯するSFミステリー。

憧れの舞花と同じ名前・同じ顔の謎の女の子と恋に落ちたり、太郎が仮想世界内でプレイヤーキルした相手がリアルでも死んでたり、死んだはずの人物が仮想世界で生きていたり、とかそういう感じ。

自分がネトゲ好き・仮想現実もの好きなのもあって1巻は褒めたんですけど、正直、SF的・マトリックス的な設定の面白さに惹かれたとこがあって、展開自体は序盤なんで様子見だけど、少々ご都合主義的かなと。

2巻は展開が近未来社会SFから超現実SFにシフト、科学考証的にも展開的にも無茶した荒唐無稽なストーリーになって、その荒唐無稽さが逆に面白くなってきました。

パトレイバーに涼宮ハルヒ入りまーす、という感じ。緻密な考証や整合性より、ご都合でぶっ飛ばした方が面白くなっちゃうことってあるんだなあ。

ミステリー的には「犯人はヤス」が定番ですが、もうアリバイやトリックとかいう次元を超えちゃってて、どうなることやら、それも含めて楽しみたい。

 

神さまの恋人(2) (ヤングマガジンコミックス)

神さまの恋人(2) (ヤングマガジンコミックス)

 

aqm.hatenablog.jp