#AQM

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#シャドーハウス 3巻 評論(ネタバレ注意)

「あるところに貴族のまねごとをしている者たちが住んでいました
 人々は誰もその者たちの顔を知りません
 なぜなら顔がないからです
 そこで『シャドー一族』は彼らの"顔"として
 『生き人形』を従えることにしました」

ゴシック・ロリータ・ホラーとでも呼ぶべきか、奇妙な洋館を舞台に不穏さや狂気をはらんだ童話の絵本のような、ゴシックで謎な世界観。「苺ましまろダークネス」というか「ファナティック三ツ星カラーズ」というか。クオリティ高いけど「まどか☆マギカ」の序盤で蒼樹うめ絵とイヌカレー絵のギャップにおののいてた感じ。

主人公の生き人形・エミリコ、その主人の「お影様」ケイト。

五対の主従による試験「お披露目」。次の課題は迷路と化した庭園の各所に閉じ込められた主人たちを、各々の生き人形が発見・救出して共に迷路のゴールにたどり着くこと。

バトルをしないハンター試験という感じ、起こることがいちいち情報不足で理不尽なんですが、エミリコの理不尽な天然力で進んでいく。

えーとね、縦軸も横軸も全然情報が提示されず、何のために何やってんのか、よくわかんない。

にも関わらず可愛いしなんかワクワクして面白いの。どうなってんだこの漫画。

 

シャドーハウス 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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