#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#ワールドトリガー 186〜187話 (ジャンプSQ. 2019年11月号) 評論(ネタバレ注意)

ワートリ掲載中。

 

B級ランク戦、インターミッションを経て、第8戦が開幕。

 

通算ポイントは

1位 二宮隊 37p+α?
2位 影浦隊 36p(+3p)
3位 玉狛第二 36p
4位 生駒隊 30p+α?
5位 東隊 29p(+4)
6位 王子隊 28p+α?(+3p)

 

今戦は

1位 二宮隊 37p+α?
3位 玉狛第二 36p
4位 生駒隊 30p+α?
7位 弓場隊 ??p

 

前回まではこちらから。

aqm.hatenablog.jp

「第186話 ヒュース⑧」、「第187話 弓場隊②」。
扉絵なし、本編計40ページ、解説・特集記事1ページ。

以下、宣伝のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。

 

 

 

 

(宣伝)

今日は大変です。

aqm.hatenablog.jp

 

 

 

 

(余談)

今日は大変なんです。

f:id:AQM:20190927133931j:plain

ぶっちゃけ明日仕事休みたい。

 

(扉絵)

なし

 

(第186話 本編)

マップ南西では遊真と千佳がバッグワームの隠密行動で二宮と距離を取り修との合流を図る。弓場隊のスナイパー・外岡は目視で2人を監視し狙撃のチャンスを伺うが、千佳を狙っても遊真に防がれる予感がして手が出せない。

マップ北東ではヒュースが、初期配置のヒキが悪く3チーム6人に囲まれている。やはりバッグワームの隠密で脱出を図るが、前節の活躍で要注意扱いのヒュースを見逃すものはなく、生駒・隠岐・弓場・帯島が一斉に彼に襲いかかる。なぜかシノげちゃうヒュース。

遊真・千佳と合流した修は、ヒュース救出に現場駆けつけより遠距離からの支援を決断する。

「戦況に変化をもたらすか…!?」(ジャンプSQ.2019年11月号より)

 

(第187話 本編)

修が突破口作りに遊真・千佳に策を指示する間もヒュース包囲網は更に激化、生駒・隠岐・弓場・帯島に加え、水上・南沢・犬飼も参戦。基本全員まずヒュース狙い。さすがのヒュースも左腕損傷。

包囲網の全員が千佳の狙撃を警戒する中、ヒュースは自分ごと包囲網全員を千佳の炸裂弾で殲滅することを提案。それを修が受け入れ、千佳が遊真にガードされながらビルの屋上からヒュースめがけて巨大なメテオラを炸裂させようとしたその時、外岡の狙撃が千佳の炸裂弾発射前の巨大なキューブの隅を捉える。

千佳の巨大な炸裂弾キューブは発射されることなく、千佳と遊真を巻き込んで大爆発。作戦失敗、ヒュースの危機は続く。

「残された道は…!?」(ジャンプSQ.2019年11月号より)

 

(所感)

開幕時の戦力は

B級暫定1位 二宮隊 二宮匡貴(射)/犬飼澄晴(銃)/辻新之助(攻)/氷見亜季(OP)

B級暫定3位 玉狛第二 三雲修(射)/空閑遊真(攻)/雨取千佳(狙)/ヒュース(万)/宇佐美栞(OP)

B級暫定4位 生駒隊 生駒達人(攻)/水上敏志(射)/隠岐孝二(狙)/南沢海(攻)/細井真織(OP)

B級暫定7位 弓場隊 弓場拓磨(銃)/帯島ユカリ(万)/外岡一斗(狙)/藤丸のの(OP)

 

まだ誰も落ちてなくて全チーム、フルメンバー。長くなるなコレw

 

やはり「普通の弾」を撃てるのか、注目を集める千佳。解説の王子や二宮の判断は「保留」。そして小南パイセンの解説に向いてなさったらない。作戦会議からも追い出されたのか…

今回はその他大勢やりつつ、作者にめんどくさそうにギャグセリフを言わされてスベり気味の生駒。

今回やたら、「バッグワームで隠れてもスナイパーに目視で捉えられる」描写が多いね。

帯島は弓場の参謀扱いなのかと思って、一瞬「頭脳派キャラ?」と思いましたけど、これただの教育実習扱いっぽいな。

 

そして今回は初期位置がツイてなさすぎるヒュース。最終的に3チーム7人から猛攻を受けながらなんとかシノいでいる。イニエスタかな?修だったらたぶん先月に死んでる。これはこれで無双だな。やられてるだけなのに見せ場になっちゃってる。

ネトゲでいう「回避タンカー」っつうんですかね。距離さえ近ければ、ヒュースが敵を引きつけてる間に包囲網の外から、背後から遊真あたりが奇襲すれば2〜3人落とせそうな。「俺ごと爆撃しろ」のイカれ具合もダイナミックでかっこいい。

南沢だけがヒュースvs7人を潔しとしないのも、らしいっちゃらしいね。好感が持てる反面、この漫画だとチームの弱点になっちゃいそうな性格。

 

外岡が遠くから千佳に張り付いてた伏線が超ド派手に活きました。ちょっと狙撃の描写の意図がわからない。給水タンクに隠れた「見えない的」を狙撃した、という表現なのかな。

給水タンクを撃ち抜いてその向こうの的を、ってのはタンクに当たることで当然威力も減衰して弾の角度が変わってしまうと「読者に」思われてしまうので、実弾を発射する銃の「普通の」漫画のスナイパー描写では普通ちょっと描かれない表現。

火薬式の実弾ではなく光学系もしくはエネルギー系の狙撃である「ワートリ・スナイプ」ルールってことでしょうか。当たったのがかろうじてキューブの端だったのも作者のエクスキューズなのかもしれない。それかアレ?キューブがデカ過ぎて給水タンクからハミ出たのかな。

 

そして大爆発ワロタ。AKIRAですやんwwwそれ、二宮にやってwwwニノさんが自分のキューブで大爆発するとこ見た過ぎるwww

今回の感想はヒュースにしろ千佳・遊真にしろ「なんで死んでないの」に尽きる。主人公補正おそるべし。

 

いわゆる「試合回」でストーリー性は皆無に等しいのに、こんなに面白いのはずるいというか、作者の手腕もさることながら、ゲームにしろスポーツ漫画にしろ対人戦の駆け引きや偶発性ってのはやっぱ面白いねー。

次回は南沢と水上あたりの脇役顏を巻き添えにヒュースが特攻すんのかしら。エスクードでカマクラ作ってみんなが来るの待つのじゃだめかなあ。生駒あたりはエスクード斬れちゃうか。