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#人形の国 5巻 評論(ネタバレ注意)

デススターみたいな人工惑星で起きた戦争で人類が地表に追い出されてから5,000年。地表をさすらいながら「正規人形」と呼ばれる戦闘サイボーグ?に変身して敵の正規人形をバッタバッタとなぎ倒すSF仮面ライダー。バッタだけに。

ナウシカとAKIRAと仮面ライダーを足して能力バトルで割ったような。

前巻で主人公が半死状態になって今巻は肉体再生中で出番なし。その間にヒロインズがレジスタンス活動を繰り返し、悪役・リドベア帝国の戦力増強や第三勢力・カジワン率いる宗教団体が台頭するなど、ストーリー的にはそんなに進んでない巻。

なんですが、各勢力が力を溜めてて能力バトル漫画としては先々の期待が膨らむ展開。

作品テーマを掴み損ねている間に話はどんどん流転していくので、滅びかけたSF世界を舞台にしたダークなヒーローもの能力バトル漫画、との仮の理解で楽しんでますが、どうも合ってる自信がないというか、パズルのピースが足りない感覚が抜けず、普段あんまりしないんですが他の方のこの作品の感想・批評を読んだところ、この作者の他作を踏まえた方が楽しめるようで「あー、なるほど」と膝を打ってる次第。

次巻までに前作・前々作を読んでみよ。

 

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