「あなたが落としたのはこの…とても賢くて大人しいハスキーですか?」
「いや…そんなハスキーはいない(※あくまで個人の意見です)」
「言っておきますが落としたのではなく自分で落ちたのです」
前巻「1巻」表記なかったので1冊完結かと思ってた。
オールカラーを活かして柴犬が可愛く描かれます。何かの理由で人類が滅びた後の日本?をウロウロする、女子高生のご主人と喋る柴犬・ハルのギャグコメディ。ギャグ漫画なので人類が滅びてても特に困ってない。
他の人類は出てこないものの、他の犬、たぬき、女神、サンタ、アヌビス神、オウム、河童、八百比丘尼、雪女、クマ、お稲荷さん、宇宙人などが脈絡なく登場し理由なく普通に日本語を話すのであまり寂しくない。
理不尽なキャラや設定を説明する気のなさ、理屈くさい長セリフ、身も蓋もないオチ、往年の「×(ペケ)」(新井理恵)を彷彿とさせる会話芸コメディ。
最後にご主人とハルの過去の幼少期のドッグ・ミーツ・ガールが語られます。犬を飼ったことがないのでわかりませんが、犬と飼い主の絆ってこういう感じなんでしょうか。
またしても完結したんだかしてないんだかよくわからない終わり方。3巻、お待ちしてます。
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