高校の「映画を語る若人の部」に入部したプレゼン下手の映子が、毎回好きな邦画を1本トンデモ説明でプレゼンして部長がツッコむ話。
今巻のお題は
・「翔んで埼玉」(実写版)
・「リンキング・ラブ」
・「ゴジラFINAL WARS」
・「GODZILLA」
・「幽幻道士」
・「ディストラクション・ベイビーズ」
・「あしたのジョー」(実写版)
・「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」
・「MONSTERZ モンスターズ」
・「47RONIN」
・「黒執事」(実写版)
・「映画刀剣乱舞」(実写版)
・「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quarter」
内容自体が映画の評論というメタネタなので感想書きにくい。ラーメン屋のくだりの部長イイ。あとスイカ頭爆死が懐かしかった。
あとこの巻のおかげで、自分が長年の間"伊勢谷友介"と"紀里谷和明"がごっちゃに認識してたことがわかった。両方イケメンだからしょうがなかった。宇多田ヒカルの元旦那がどっちかわからずにさっきググった。
ファンが身内ノリで好きな映画だからこそ欠点を面白おかしく語る面白さなんですけど、だんだん映画作品を観たくなるフックの入れ方が上手くなってますか?「ゴジラFINAL WARS」、「ディストラクション・ベイビーズ」、「あしたのジョー」(実写版)、「MONSTERZ モンスターズ」はマジでちょっと観てみようと思った。
愛憎が混じるファンのジレンマというか、茶化して腐してるようで、映画作品に対する愛と温度は非常に深くて熱い映画語り、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」以外。
「ボケとツッコミ」というか「トンデモとツッコミ」なんですけど、映画の「切り口次第」の一番面白く「トンデモ」に見える切り口を探すのをとても熟考してんだなー、という。
「『最初に思ってた感想、うっす!!』という事、よくあるんですよね。
やっぱり何事もじっくり考える事が大事なんだなと思います。」
いやホントおっしゃるとおりで、商業作品のネームのための分析と漫画の感想文の違いがあるとはいえ、漫画の配信の2時間半後に感想記事を書いてアップしてる自分のことを言われているようで汗顔の至りですが、自分のファーストインプレッションを錯誤も含めて書いて残しておいてこそ、後で薄さに気がつく事もできて、それはそれで意義があるとは思うんですよね。初見の直後の感想は、興奮やら怒りやら悲しいやら、初見の直後の時だけのものですし。
言い訳ですハイ。すみません。
aqm.hatenablog.jp