

「あまりにも残念だ…
幼い頃から殺人現場を見てきた君の答えがそれか
いいか『殺人』というのは人が一人減る現象の事じゃない
『人を殺す行為』は『多くの不幸な人間を生む行為』だ!」
「僕だけがいない街」作者の現作。過去の凄惨な殺人事件の犯人を追う、ちょっとハードボイルドなサスペンス・ミステリー。
幼少期に自宅で何者かに両親を惨殺された男子高校生・中條千里。行方不明となった双子の兄・一登と五感の一部を不完全に共有する特殊能力持ち。
両親を殺した連続強盗殺人犯「火の男」と、彼に拉致され後に成長しその相棒「三ツ目」として罪を重ねる一登。の過去。と千里たちの両親との因縁。
今んとこ
①火の男と一登
②2人を追う千里
③2人を追う警察
④2人を追う非合法集団
の4勢力ですが②③④が①になーかなか接触できないまま死体の数だけ増えていって焦れったいですね。というか①と②が接触したら完結か。
どいつもこいつも悪人ヅラで怪しく見えますが、自分が「黒幕かも!」と思ってたベテラン刑事が良いこと言い出してもうわけわかめ。ドラマ化とかするならこの刑事役は柳葉敏郎がいいな。
巻の最後でまたしても急展開、続きが気になる終わり方でいやんもう。
aqm.hatenablog.jp