

「ブルーストライカー!!!」
「レッドストライカー!!!」
「こいつはもう破裂する!!!
バックドロップの要領でぶん投げるぞ!!!」
打ち切りで漫画をぶん投げるのと掛かってて面白いwwwwww
「ハチワンダイバー」の柴田ヨクサルが原作担当。
特撮ヒーロー「ストライカー5」のブルーストライカー役を務めてから十数年、最後の仕事も降ろされ無職になって妻子にも逃げられた元役者の主人公38歳、おでん屋台でクダ巻きながら趣味のソシャゲで新しいゲームDLして起動したら、突然知らない男から顔面キック。からのフルボッコ。
新たにDLしたソシャゲはユーザ同士が遭遇次第、ガチ殴り合いで決闘するリアルファイトゲームでした。
完結したんだと…思います。たぶん…
たぶん打ち切りなんだと思いますが、今巻はディティールのクオリティはかっこよくて面白いんですけど、繋げて読むと意味がよくわからないというか、「バカが描いた漫画」というか、ちょっと意味がわからなすぎて、逆にもしかしたら打ち切りじゃないのかもしれない。
前巻は紙書籍にプレミアが付き、今巻は電子書籍のみの発行になるなど、全体的にこの漫画は裏側で何が起こっていたのかよくわかりません。今巻冒頭のド百合濃厚セックス描写は、あれもしかしてテコ入れのつもりだったのか、打ち切り決定に対する作家の報復だったのか。
作品の存続や方針転換や発行部数などを巡って編集と原作が大喧嘩でもしたのかしら?と思うぐらいの、話をまとめるのも風呂敷たたむのも辻褄合わせるのも完全に放棄した、歴史に残る級のヤケクソな打ち切りで、そういう意味でも人によってはお金を払って読む価値はあると思います。
ハイテンションな持ち味だけは最後の最後まで健在。初連載の作画の先生も最後までいい仕事してます。
いや、人によっては「漫画と読者をバカにしてるのか」と怒る人もいるかもしれないですし怒って当然なんですけど、支離滅裂すぎて荒唐無稽すぎて先が読めなさすぎて、作者陣の本懐ではないでしょうが、ディティールのクオリティは高いだけにこれはこれでちょっとした見ものというか、本当にちょっと面白いんだよね…俺けっこう好きだわコレ…
買って読むならどうか自己責任で。
講談社はホントちょいちょいおかしな打ち切りをやるよね。
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