



2巻のチェックし漏れを3巻の発売で気が付いたら、完結したでござる。
大学入学を機に再会した、昔おてんば(死語)でゴリラのように育つと思ってた幼馴染が、美少女になってた話。
特にストレスも高揚もドラマもなく、1巻で再会して、3冊かけて幼馴染以上恋人未満でイチャコラして、山も谷もなく、最後くっついて終わった。
Amazonの評点がそれほど良くなく、レビューに書いてることもまあ妥当ちゃ妥当なんですけど。
多くの漫画はあの手この手で読者の目を引く話題性を作るために、特徴的な舞台設定やキャラ付けやドラマで非日常をこしらえますが、この漫画はなんつーか作者の「ヒットしたい欲」やそのための工夫が見えてこなくて、商業漫画っぽくない。
「美味しい水を見つけたので」と酒にもお茶にも白湯にもせずに、その辺のコップで「はい」って美味しい水をそのまま差し出すように、作者の最大の長所である可愛く描けたヒロインを、その辺の知り合いの恋バナのような平凡な日常で差し出す。もうラブコメってそれだけで良いような気がしてくる。
美味しい水を飲んだとき、何と言って褒めたら良いでしょう。
ヒロインがすげー可愛かった。
とりあえずもう一杯ください。
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