#AQM

あ、今日読んだ漫画

#アクタージュ act-age 10巻 評論(ネタバレ注意)

「私はあなたのお父さんとお付き合いしていました
 あなたのお母さんのお葬式の夜も私は彼といました

 その感情は舞台の上で見せて下さい」

「あれと芝居するのは骨が折れるぞ

 今のあいつと張り合えるのは俺くらいだろうからな」

天才女優の卵・「夜凪 景」のサクセスストーリー、映画女優版のガラスの仮面。現エピソードも舞台演劇だけども。

まだ10巻ですが恋愛要素をバッサリ捨てて最短距離を走って、甲組・乙組で同じ演目で勝負する、ガラスの仮面でいうところの「紅天女」編相当。

演じる役は、西遊記で孫悟空と対峙する、牛魔王の妻で芭蕉扇の持ち主の女神・羅刹女。

サクサクサクっとヒロイン側の甲組の本番公演開始。普通、主人公側が後攻で逆転するもんですけど、先攻。乙組の公演は描かれるのかねコレ。

昭和のスポ根ものみたいな人でなしな気合い注入から、緊張感はあれど静かな立ち上がり。怒りに満ちた鬼気迫る景の演技と、無敵のワンパターンの王賀美。

王賀美の「何を演じても王賀美」はついついキムタクを思い浮かべてしまいますが、よく考えたら王賀美はハリウッド俳優で普段の演技は英語のはずなので、日本語での演技はまたちょっと雰囲気違う気もするけどね。

 

アクタージュ act-age 10 (ジャンプコミックスDIGITAL)

アクタージュ act-age 10 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

aqm.hatenablog.jp