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#銀河英雄伝説 17巻 評論(ネタバレ注意)

田中芳樹の二重の意味で伝説的なスペースオペラ小説を「封神演義」の藤崎竜がコミカライズ。コミカライズにあたり戯画的な演出や展開のディティール変更も。

原作3巻相当。ヤンの査問会と機を同じくしてイゼルローン回廊に侵入してきた、ケンプとミュラー率いるガイエスブルク要塞。

今巻はその完結編と、原作4巻にあたる「皇帝誘拐・亡命事件」まで。

巻の前半はガッツリ艦隊戦&要塞戦。艦隊同士の駆け引きや陣形の変化がキモですけど、CGを使って分かりやすく再現されてます。

ヤンの帰還、ユリアンの才能の片鱗、ケンプがたどり着いた境地、復讐者と化すミュラー、フェザーンの策動、皇帝の異常性。

ミュラーが謁見の場で血ボタボタなのは、ちょっと演出過剰な気がしないでもないですがw

最近ヤンジャンからウルトラジャンプに移籍したとのことで、作品存続についてどう思ったらいいんだろうか。軌道に乗ったからなのか、先行きが暗いのか。

今巻ラストの盛り上がった演出で、すわ打ち切りかとドキっとしましたけど、次巻予告もついてて良かった。原作5巻分までは安パイそう。

ということで、次巻はいよいよ「神々の黄昏(ラグナロク)作戦」の開始。盛り上がって参りました!

 

 

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