田中芳樹の二重の意味で伝説的なスペースオペラ小説を「封神演義」の藤崎竜がコミカライズ。コミカライズにあたり戯画的な演出や展開のディティール変更も。
原作3巻相当。ヤンの査問会と機を同じくしてイゼルローン回廊に侵入してきた、ケンプとミュラー率いるガイエスブルク要塞。
今巻はその完結編と、原作4巻にあたる「皇帝誘拐・亡命事件」まで。
巻の前半はガッツリ艦隊戦&要塞戦。艦隊同士の駆け引きや陣形の変化がキモですけど、CGを使って分かりやすく再現されてます。
ヤンの帰還、ユリアンの才能の片鱗、ケンプがたどり着いた境地、復讐者と化すミュラー、フェザーンの策動、皇帝の異常性。
ミュラーが謁見の場で血ボタボタなのは、ちょっと演出過剰な気がしないでもないですがw
最近ヤンジャンからウルトラジャンプに移籍したとのことで、作品存続についてどう思ったらいいんだろうか。軌道に乗ったからなのか、先行きが暗いのか。
今巻ラストの盛り上がった演出で、すわ打ち切りかとドキっとしましたけど、次巻予告もついてて良かった。原作5巻分までは安パイそう。
ということで、次巻はいよいよ「神々の黄昏(ラグナロク)作戦」の開始。盛り上がって参りました!
aqm.hatenablog.jp