

昔りぼんで「星の瞳のシルエット」が連載されていた頃、「毎号クライマックス!」が定番キャッチコピーだったんですけど、裏を返すとあれは「いい加減早よくっつけや!」という200万乙女の心の叫びだったのかもしれない。
和歌山市沖、紀淡海峡の人口700人の小さな離島、日都ヶ島。17歳の慎平は養家族の娘で幼馴染、海難事故で溺死した少女・潮の葬儀のため帰郷した。葬儀の前後に起こる不審な出来事、潮の妹・澪に同行した慎平は、澪や潮のドッペルゲンガーに遭遇し、殺され…
「リゼロ」チックな死に戻り型ループもの、サスペンスですが、ミステリーよりファンタジーホラーの色が強め。
6巻時点で
「敵の全貌もほぼ明らかに。ホラーなんで、全貌が判明したら怖さ半減」
って書いて、
aqm.hatenablog.jp
そっからずっと毎巻クラマックス!で正直ちょっとクライマックス疲れしてきたw今考えると6巻の時点で敵の全貌なんかまだ見えてなくって、読んでる側の早とちりでしたわ。
ループ8周目、終盤だけあって伏線回収も猛烈に細かくなり、ぶっちゃけあんまもう憶えてない。つーか本当に終盤か?
「残り時間」が見えない状態でのサスペンスやスペクタクルは、のめり込むほど、読んでて疲れるねw
aqm.hatenablog.jp