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あ、今日読んだ漫画

#七つ屋志のぶの宝石匣 11巻 評論(ネタバレ注意)

公家〜武家から続く名家の、離散の間際に女当主から質入れのカタに預けられそのまま質流れした幼い少年・顕定、それから20年弱?ぐらい後。

質屋の孫娘の高校生で宝石の「気」が見えるインスピレーション派の天才肌・志のぶ。

成人して宝石店の外商となったクールなイケメンで理詰めの科学・合理主義者の顕定。

の許嫁コンビを主人公に、幼少期から顕定が探す「翔る鳥をとじ込めた赤い石」、人工ダイヤモンドを巡る陰謀、顕定と志のぶの恋愛未満、を縦軸にした、江戸時代から十二代に渡って続く老舗の質屋を舞台にした「質と宝石」ミステリー・コメディ。

顕定の実家の離散にまつわる謎と宝石をめぐる陰謀のコンプレックス・エピソードの間を、コメディタッチのスタンドアローン・エピソードやラブコメで引っ張る構成。

コンプレックス・エピソードは伏線を散りばめつつメロ要素は抑えめで、読者からはミステリー要素の全容や構造が見えないので、終わってみないと面白いかどうかよくわかんないんですよね。

自然、スタンドアローン・エピソードの比重が高い方が私の満足度も高くなりがち。考察スレとかあるんかなコレ。今度探してみよ。

今巻は「のだめ」のあの人がしれっと登場。

 

 

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