#AQM

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#おいしいコーヒーのいれ方 3巻 評論(ネタバレ注意)

「かれん もしかして…あんまり経験ねえだろ」

「なにが?」

『星々の舟』で2003年に直木賞を受賞した村山由佳による恋愛小説のコミカライズ。自分は原作未読。

高校3年になる春休み、勝利(かつとし)は二人暮らしの父の転勤に伴う九州への転校を拒み、同じく転勤で家を空ける叔父の家で数年ぶりに再会する従姉弟と同居することに。弟の丈は気のいい中学生に、そして姉の"かれん"は美しく成長し、この春に大学を卒業し勝利の高校の美術教師に赴任。

学校でも大人気のかれんとのドキドキ同居暮らしが始まった。

高三と新任教師だから年の差5つ、同居、従姉弟、教師と生徒、と属性多いなw

かれんとの仲は特に進展のないまま、年上の恋敵・中沢が現れて主人公が嫉妬しまくる前巻以来のダウナー展開で今巻もスタート。

あぁ…今巻もライトな鬱展開なのね…でも最近エンタメ系のラブコメばっか読んでたのでちょっと新鮮…えっ…アレ…?おっと…?うっそーwww

最近の作品としてはちょっと毛色の違う恋愛ものかな?全ページカラーの綺麗な絵がクオリティ高くて「ハートカクテル」や江口寿史を思い出して'80〜'90s感あって懐かしいね、ぐらいで、正直そこまで漫画として期待してなかったんですけど(失礼)、アカンこれ今巻読んでてキュン死しそう。なにこの萌え展開。アガるわー。

少年誌の「僕ヤバ」のもどかしい甘酸っぱさも良いですけど、青年誌の恋愛ものはまた違う良さがありますよね。「いとしのエリー」か「めぞん一刻」かっていう。

いやー、年上お姉さんヒロインって本当にいいものだ。俄然、次巻以降が楽しみになってきた。

あと主人公の料理にかける情熱がちょっと頭がおかしいレベルで笑える。

 

 

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