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#声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている 1巻 評論(ネタバレ注意)

「(心崎さんは勘がよくて
  私の素っ気ない文から察してくれる
  居心地がいい

  まるで心が読めるみたいだ…)」

「(正解)」※ガチで心が読める

転校生の少女・真白 音は失声症、声を出すことができない。筆談で会話する彼女に最初こそ話しかけてきたクラスメイトたちも、2週間もすると面倒がって彼女との会話を避けるようになった。

そんな落ち込む彼女にぶっきらぼうに話しかけてきたのはツインテでぶっきらぼうで無愛想なクラスメイト、心崎菊乃。菊乃は他人の心が読めるテレパス、超能力者だった。

という、喋れない少女と心が読める少女の友情を描いたファンタジー日常もの。「喋れない」と「心が読める」の、重くて暗くなりがちなテーマを掛け合わせたら、こんなに優しく楽しく可愛らしい漫画に。

「百合」の定義は人それぞれで押し付けたら戦争ですが、「百合かどうか」が重要な作品でもねえかな。

現実にこんな優しいファンタジーは起こり得ないのは重々承知の上で、でも漫画の中でくらいこんな優しい嘘でできた夢みたいな話が描かれてもいいと思うんですよね。

少年チャンピオンは、その硬派で武闘派なイメージから外れたユニークな作品がちょいちょい出てくるね。

 

 

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(選書参考)

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