

「人の不倫 気になるとかみんなヒマ人だね」
「…そうかもね」
「やりたいことあったら人の不倫なんてどーでもよくなる
ゲームしよー」
「あんたが一番ヒマ人よ」
いやマジやりたいゲームに読みたい漫画に忙しいんですよ。
無職ながら、実家で両親に扶養されながら雲のように風のように楽しく暮らす、兄・守と妹・春子の日常コメディ。
資質に恵まれ、家族に恵まれ、周囲に恵まれ、無職でいることのネガティブな面はあまり描かずに、ニートに関わるドキュメンタリーではなく、精神的なファンタジーに近い。
無職は哲学や詩と相性が良いということなのか、哲学的で詩的な毎日。ギャグコメディと、日常あるあると、良い話と、人生のヒントのようなもの。まあ、ファンタジー。
マンネリなのにエピソードは常に新しく、平成後期〜令和の「サザエさん」のようなもの。
今巻に始まった話じゃないですが画風を壊しにかかってるというか、顔の描き方が変わって、スクリーントーンをまったく使用しなくなりました。
代わりにカケアミ?っていうんですか?が多用され、よりアナログ風味にその分画面はより黒く。
今時のデジタル作画だったらカケアミもコピペできるんでしょうけど、よくわからん。
20巻の大台到達ですけど、特に何もなく普通なの、この作品らしいというかw
aqm.hatenablog.jp