AQM

あ、今日読んだ漫画

#ゆゆ式 11巻 評論(ネタバレ注意)

「苦しいのイヤなんですけど」

「わかる」

「そっかー」

「マヒとかならどう?」

「おっ」

「どうもこうもMAXでヤだよ」

「じゃあどーゆー状態異常ならいーのー?」

「もぉ〜〜〜」

「いいのなんかないよ」

「ノーブラはー?」

「ノーブラは状態異常じゃないよ?」


12年目の11巻。もう老舗ですね。アニメ化も2回したんだっけ?

端的に言うと「仲良し女子高生3人組が雑談してる4コマ」なんだけど、ハイじゃないハイコンテクストというか狭いコンテクストの会話芸で、ボーッと読んでると目が滑って何が面白いのかわからなくなります。


昔とんねるずのオールナイトニッポンが好きで毎週聴いてたんですけど、ご存知の通り現在の倫理規範に照らすと瑕疵が多いコメディアンですけど、当時の深夜ラジオは更にそれを煮詰めたようなアレで、もうとにかくひたすらダラダラした内輪ネタの世界なんですよね。とんねるずに限らず深夜ラジオって多かれ少なかれみんなそうですけど。

その閉じた世界での強力なグルーヴ感というか。強烈に面白かった記憶があります。

あのダーティな内輪ノリをクリーンにゆるく可愛くした感じだなーと、この漫画を読むと毎回思います。門戸は開かれてて来るものは拒まずなんですけど、そこには自分も含めて強固な固定ファンが張り付いてコンテンツを全肯定していて、「これがわかんねー奴は無言で去れ」という無言の圧力というか、そんなこと言わないですけど、従来のファン以外にはある種の疎外感ももしかしたらあるんじゃないかとか。

現に主人公3人組以外の、おかーさんとか、あいちゃんとか、作中のキャラたちもけっこう3人のノリに入って行けずに置いてけぼりで困って苦笑い多いんですよね。困ってるのがまた可愛らしいんですけど。

ゲストに呼ばれて行ったラジオ番組で「なんだこのノリ…(汗)」みたいなw


もう一個あんまり関係ない話をします。

自分は寝付きが悪く寝床でいつもタブレットをブルーライトカットして漫画を読みながら眠くなるのを待つのが習慣で、このシチュエーションで読む漫画というのは導眠を妨げる漫画はダメ、例えば血湧き肉躍る漫画はダメ、ストレスがかかる漫画はダメ、続きが気になる漫画はダメ、と結構注文が多いです。

日常系で、ゆるくて、ダラダラしてて、ストレスがなくて、悩みがなくて、多幸感に溢れていて、癒されて、ちょっと間抜けで、眠くなったらいつでも読むのをやめられて。楽しい良い夢が見られそうな漫画が良い。

小さな子どもが絵本の読み聞かせで何度も同じ絵本をせがむように、読み飽きてても全然構わない。なんだったら読み飽きてちょっと退屈に感じるぐらいの方が、眠りにつきやすくていい。

ということで、自分はOYSTER先生の4コマ漫画と、この「ゆゆ式」を、導眠漫画の主力としてヘビロテしてます。

読み飽きてても良いとはいえ、巻数が多いに越したことはありません。この巻も今後の人生で良い導眠のお供になってくれそうです。

爆笑しなくて良い、眠くなりかけた脳みそで「んふふふっ」ってなるぐらいが良い。そういう漫画です。

 

もちろん今巻も素晴らしい。

なんだよ「ノーブラの爪」ってwww

 

ゆゆ式 11巻 (まんがタイムKRコミックス)

ゆゆ式 11巻 (まんがタイムKRコミックス)

  • 作者:三上小又
  • 発売日: 2020/09/03
  • メディア: Kindle版

 

aqm.hatenablog.jp

 

aqm.hatenablog.jp