ブラック企業のOL、職場をやめて精神病んだ状態で転職活動、気が付いたら殺し屋の面接を受けていた。という転職ハッピー殺し屋ハイテンションギャグコメディ4コマ。フィクションに政治的な正しさをお求めの方は読まない方が無難でしょう。
前の職場で磨いた「存在感を消すスキル」が殺し屋の才能として思わぬお役立ち、ルーキーにして天才的な殺し屋に。
前巻の負傷・帰省・鬱展開などからカムバック、ムカつく相手にたまたま◯害指令が続く。
今回の標的は、育児に過干渉でモラハラな姑、芸能人に粘着ストーカーする荒らし、自粛警察のおっさん、女子社員の悪口を言う男性社員、因縁つけるお局様、惣菜コーナーで主婦に因縁つけるおっさん、結婚詐欺師の男、など。
日常パートは引き続き、ネットの炎上で見たようなムカつく奴がたまたま仕事の標的だったので○してスカッとする!というツイッタラー的正義の欲求に極めて忠実なご都合展開。
正直、前巻で私が○して欲しいと思った相手を○さなかった件で、ヒロインへの感情移入度にちょっとケチがついてしまった感じはあります。
お前も銃握りしめてなに言ってだwww
出色だったのはカナコに迫る怪しい影の正体にまつわるエピソード。
殺し屋漫画の割りに「人殺しの顔」を描きたくない漫画なのかな、と思ってたんですけど、ありゃあゾクっとくるいい見開きでした。エモノがナイフなのも、その後のセリフもよかった。
あとがきを見て、昔こんな増田がいて
anond.hatelabo.jp
こんなブコメを書いたらスターがいっぱいついたのを思い出しました。
b.hatena.ne.jp
借り物改変のブコメだったし、手前味噌だけど、今見ても我ながら良いブコメだった。
どうだろう、次巻か、もう一山あって次々巻あたりで完結する気がしますね、なんとなく。
aqm.hatenablog.jp