
清楚でクールな美貌を持ちながら重度の人見知りで他人とマトモに会話できず基本ジェスチャーと筆談の声優要らない系ヒロイン・古見さんと、平凡ながら温厚で優しい性格とぶっちゃけ隣の席だっただけの只野くんのコミュ症ラブコメ。
コミュ症な古見硝子、ただの人の只野仁人、幼馴染の長名なじみみたいな感じで、人となりが名前に表れたネームドのクラスメイトがたくさんいる漫画。
前巻、前々巻がラブコメ定番の大イベント・文化祭で、只野くんと古見さんと黒ギャルの淡い三角関係を巡る青春エピソードで、重くはないがシリアスではあったお話でしたが、今巻は通常運転に戻って1冊通じて気楽に読める日常ギャグコメディ巻。
ちなみに古見さんと黒ギャルは、只野くんを巡って「お互いライバルとしてフェアに行こう!」的なことが、

「古見さんは、コミュ症です。」19巻より(オダトモヒト/小学館)
なんだかおかしなことになってるみたいです。
日常回ということで、再び古見さんの友達作りに向けて再始動、新キャラもいっぱい登場。相変わらずこう、「ハイスクール奇面組」を思い出す古臭いネーミングなんですけどw

「古見さんは、コミュ症です。」19巻より(オダトモヒト/小学館)
「クラスメイト全員と友達になろう」的なコンセプトのためとにかくネームドの登場キャラが多い作品なので助かりますw

「古見さんは、コミュ症です。」19巻より(オダトモヒト/小学館)
「楽しそうだなお前ら」というか、「要するにお前ら女子全員好きだから話し合う意味なくね?」という気がw
1巻出た当初は割りと出オチ気味で小品なラブコメかなとと思ったんですけど、シリアスな長編エピソードもコミカルな単話も両方楽しめる良い漫画だなーと思います。泣かせ笑わせつつも根が優しい話の作りで、癒しというか、安心して読めるのもいいよね。
気がつけば次巻は20巻の大台ですね。
aqm.hatenablog.jp