#AQM

あ、今日読んだ漫画

#ワールドトリガー 205話 (ジャンプSQ. 2021年2月号) 評論(ネタバレ注意)

遠征選抜試験のドラフト会議回。

 

前回まではこちらから。

aqm.hatenablog.jp

「第205話 遠征選抜試験③」。
本編計19ページ。

以下、余談のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。

 

 

 

 

 

 

 

(余談) 

2020年下半期はワートリの新刊こそなかったですが、おもしろ漫画が他にもいっぱいあったね!ということでまとめましたので読んでけさい。

aqm.hatenablog.jp

 

(扉絵)

本編とは別に見開き2ページ。

 

(第205話 本編)

第3プールのくじ一番を引いたのは若村だった。順次指名し、全チームメンバーが確定。漆間は試験合格の待遇について質問。オッサムは「他のA級隊員は参加しないのか」と質問する。忍田の回答は「A級は2次試験から参加、1次試験では審査官を務める」というものだった。

「新たな隊で迎える最初の難関…」(ジャンプSQ.2021年2月号より)

 

 

(所感)

遠征選抜試験ドラフト会議のルールは

・リーダーとオペレーターのみ運営が指名

・残りのメンバーを3つのプールに分けて、くじ引きドラフトでリーダーがメンバーを選ぶ

・普段の隊のチームメイト同士は同じチームになれない

というもの。

第2プールまで進行済み、最後の第3プール選びが今回。

第3プールのメンツは以下の通り。

犬飼 二宮隊 ガンナー

絵馬 影浦隊 スナイパー

帯島 弓場隊 オールラウンダー

香取 香取隊 オールラウンダー

木虎 嵐山隊 オールラウンダー

蔵内 王子隊 シューター

照屋 柿崎隊 オールラウンダー

巴 柿崎隊 ガンナー

ヒュース 玉狛第二 アタッカー

南沢 生駒隊 アタッカー

弓場 弓場隊 ガンナー

女子オールラウンダー、多っ。

 

今回で全チーム構成が確定しましたけど、編成表はまんま本編に載ってるんでそっちを見てください。

 

ジャクソン若村。

まさかのドラフト選択権1番手を引き当てる。お前引いてから慌てて考えるなよバカじゃねーのw

犬飼と木虎と弓場と迷って、ヒュースを選択。

戦力的にもバランス的にも申し分ない選択ですけど、人間関係的に大丈夫かお前。ソイツ香取並に空気読めない、お前の苦手なタイプだぞ。「くじを引く前にあらかじめ誰を選択するか優先順位もつけられない奴はリーダーに向いていないんじゃないか?」ぐらい平気で言うぞソイツ。

 

諏訪。

オッサムが所属することが既に決まってますが、ででで、出たー!香取選びましたー!

オッサムがあからさまに嫌がってんのも笑えるけど、香取自身も「木虎とかにしといてよ!」が笑える。人間関係大丈夫かこのチームw

性格的に香取に言うこと聞かせられそうなのが諏訪ぐらいしかいなさそうってものあります。

ここで諏訪が木虎を引くか香取を引くかは、なんというかギャルゲーの選択肢っぽい感じしますねw 香取ルート入っちゃったかー的な。

何気に戦闘員4人中、B級の隊長が3人もいるというある意味贅沢な布陣。

こいつらが勝ち残る絵図が全然見えないですけど、キャラの組み合わせ的にはギャーギャー面白そうなのでストーリー的には台風の目かもしれない。

なんたって主人公いますし。

 

二宮。

千佳と絵馬の人間関係を考慮した、意外な温情采配で絵馬をゲット。

二宮+狙撃手3人という超変則構成。戦力バランスどうでもいいのかお前。

と思わせて、ネトゲとかだとこういうアンバランスな一点特化の構成、意外と強くて、他職に対する職差別の温床になるぐらい強かったりはします。

どういう戦法になるんでしょうね。二宮を離れて囲むように隠密スナイパーが二宮狙いの敵を狙うもよし、3人がそれぞれに接近する敵を狙い合って二宮が遊撃するもよし、と極端な割りに戦術の幅は意外と広そうな印象。完全に機能したらインファイト組は接近難しそう。

人間関係的には二宮・東のアダルト組と千佳・絵馬のチャイルド組で、安定感ありそう。東はスナイパーながら経験豊富で、二宮の代理リーダーやポジション交換も簡単にこなせそうでやっぱいると便利だなこの人。

 

漆間。

キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!

銭ゲバでワロタ。そして周囲から銭ゲバと思われててワロタ。

でも大事なことで、かつ今回の運営いろいろ変なんで当然の疑問なんですけど。

「…ではこうしよう」って今!? 今それ考えるの!? アホなの!?

そして今明かされる、ボーダー隊員の給料形態。やっぱ給料でやってんのかお前ら。

この人のモチベーションどうなんだろうと思ってたんですけど、金がかかって「ニヤリ」としてるのでその点は大丈夫そう。

遊真との組み合わせですけど、遊真ってけっこうこういうビジネスライクなメンバーと相性良さそうな気がしますね、なんとなく。

 

ここで諏訪が

「費用がめちゃくちゃ跳ね上がんぞ 大丈夫か? それとも…」

と疑念に思ってますけど、ここ伏線ですね。

「それとも」の後は

「メンバーのほとんどが遠征で死ぬので払わなくて済む」

…はあんまりなさそうなので、

「B級からそんなに合格させる気が元々ない」

ってところでしょうか。

 

A級隊員。

ここ色々おかしいんですけど、

まず「A級は2次試験から参加」ということは「A級は1次試験を免除」と同じ意味です。

てっきり1次と2次の試験の総合で審査されると思ったんですけど、つまり「1次試験(閉鎖環境試験)で脱落するチームが出る」ということ?

アカン、諏訪チームが詰んだwww

そして1次の審査官をA級が務めることについて、B級の上位とA級の下位ってそんなに差があるんですかね、という。特に東や二宮は元A級で、かつ今回同じチームですけど、彼らの閉鎖環境試験を審査する能力がA級のメンバーにあるんかしら。

そんで、そもそも木虎みたいにA級なのに1次試験に参加する奴の意味は?

そもそも2次試験にはA級が「いつもの組み合わせ」で参加するということは、木虎は本来は嵐山隊としてそちらに参加しないといけないはずで、B級主体+木虎で参加する古寺チームはもう1次で敗退が内定しているんでしょうか? いや、それだったら作者がわざわざ木虎を参加させた意味が余計わからん…

そんでA級の隊員が2次試験で負けたらどうするんだろう? 遠征行かないの? A級の固定給もらってんのに?

 

などなど色々考えると、どうもなんかいろいろ出来レースくさい気がする試験になってきました。

そもそも玉狛第二が必死にB級2位に食い込んで掴んだはずの遠征選抜試験に、B級中位〜下位がいっぱい参加してるのからして、なんかおかしいよね、この選抜試験。

 

 

などなど思いつつ、まあやってみなきゃよくわからんので、待て次号。

 

 ハイ、じゃあ約束通り読んでって。また来月ね。

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